高血圧

50歳代で2人に1人、60歳代で3人に2人、70歳代になると何と4人に3人の人が

高血圧症とされています。

本当に驚くほどの多くの人が高血圧になっていて、国民病と言われるわけですね。
高血圧になる原因・誘因は、遺伝と環境因子です。

・遺伝

高血圧の原因としての遺伝との関係はまだすべて解明されたわけではありませんが、高血圧になりやすい体質があり、その体質が遺伝することがわかってきました。

両親が共に高血圧の場合、子供が高血圧になる確率は約60%、
片方の親が高血圧の場合は、約30%といわれています。
両親とも高血圧でない場合は、
子供が高血圧になる危険性は5%にとどまっています。

高血圧の原因として、遺伝が大きく関わっていることが分かると思います。
・塩分(ナトリウム)の取りすぎ

塩の中で血圧を上げる成分は、ナトリウムです。

食塩の主成分は塩化ナトリウムなので、

塩分の取りすぎが血圧を上昇させてしまうのです。

体内にナトリウムが増えると交感神経・脳神経の反応が高まり、血圧が上がります。

食塩をたくさん取ると、のどが渇いて、水を多く飲むようになります。

その結果血液中の水分量が増え、血液量が増加します。

血液量が増えれば、血管の内圧が上がり血圧が上昇するというわけです。

塩分の取りすぎが、高血圧の原因になるのはこうした訳からです。
・運動不足

運動をすると、血管が開いて血流が促されます。

そうなると強い圧力がなくても、血流がスムーズになり、

運動後には血圧が低下するようになります。

運動不足は、これらの逆の状態を招くので、高血圧の原因となります。
・肥満

肥満は、高血圧の原因となるばかりでなく生活習慣病の温床でもあるので

気をつけたいことです。

肥満になって脂肪が過剰にたまると動脈硬化が進むので、高血圧の原因になります。

肥満で体の体積が大きくなると、

体のエネルギー消費量が増えるため心臓の送り出す血液量が増え、

血圧が上昇します。
・加齢

加齢が高血圧の原因となる主な理由は、年をとると共に血管が老化するからです。

手足など体の末梢神経が、硬くなったり、

細くなったりすることで血流が悪くなる動脈硬化が、高血圧の原因になります。

末梢神経の血流が悪くなることで、

心臓が過度に働き血液を送り込もうとします。その結果血圧が上昇してしまうのです。
・ストレス

忙しい現代人は、いつもストレスにさらされてるといっても過言ではないですね。

ストレスも高血圧の原因となります。

ストレスを感じる一番の理由は、人間関係だそうです。

仕事場・ご近所・家庭などの人間関係が過度のストレスを呼び込むわけですね。
・気温(寒さ・暑さ)

寒いと、血管が収縮します。着ているものも重くなります。

そうしたことが血圧の上昇を招きます。

・過度の飲酒と禁煙

アルコールは、少量なら血管を広げて、

血流がスムーズになるため血圧が下がる効果があります。

しかし過度の飲酒は血管が収縮して、血圧を上げてしまいます。
高血圧の原因で、遺伝・加齢は自分の力では、何ともすることは出来ませんが、ほかの高血圧の原因は、日々の生活習慣を改めることで、改善したり克服できるものばかりです。一つでも危険因子を減らして高血圧の原因を無くすよう努めましょう。

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