飛蚊症

飛蚊症の特徴

目の前を黒いものがチラチラと見える「飛蚊症(ひぶんしょう)」

まるで虫が飛んでいるように見えることが多いため、
この病名がついています。

主な特徴を説明します。

見えるものの色や動きはさまざま

チラチラ見えるものは黒い場合が多いですが
白っぽく見える場合や、薄く曇った感じに見える場合も。
目の前で少しゆらゆらと動きながらずっとあるように見えるのが特徴ですが、
目を動かすと、目の動きより少し遅れて一緒に動いてくるように
見えることが多いです。

また、普段は見えないのに時々出現して、
ぴゅっと目の前を飛ぶように見えるだけのものもあります。

見えるものの形状もさまざま

飛蚊症で見えるものの形状はさまざま。
虫のように小さなものが見えるだけでなく、
輪状のものが見える場合も多いようです。
雲のようなものが見えるという患者さんもいらっしゃいます。
見えるものは1つだけの場合もあれば、
多数の物体が見えることも多々あります。
患者さんの中には、色々な形の物が同時に見えると言う方もいらっしゃいます。

視界の中心部に見えることが多い

飛蚊症で見える黒いものは中心部に見える場合が多いですが、
視界の周辺部に見える場合もあります。

上記の症状に当てはまり飛蚊症が疑われる場合は、

一度眼科を受診することをお勧めいたします。

治療が必要になる網膜裂孔などが起こっている場合があるため、放置しないようにしましょう。

飛蚊症は比較的よくある目の病気ですが、
ごく軽い症状で治療の必要がない生理的なものから、
網膜裂孔などの治療が必要なものまで、原因はさまざまです。
飛蚊症の原因として特に多い3つの原因を解説します。

1後部硝子体剥離による飛蚊症

飛蚊症の原因で最も多いのは「後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)」

という病気に伴って発生した硝子体(しょうしたい)の濁りが自分で見えてしまうものです。

例えば焼き魚を食べるときに、

魚の目から透明のゼリー状の物が出てくるのを見たことはないでしょうか?

これが硝子体で、目の中身のほとんどを占めています。

硝子体は「硝子体膜」というふくろに包まれた状態で目の中に入っていて、

そのふくろは目の中で網膜(カメラでいうとフィルムにあたる部分)にへばりついています。

硝子体は年々収縮していき、ある年齢になると硝子体膜が網膜からはがれます。

これが後部硝子体剥離です。

人により若くしてなる人もいれば、歳をとってからなる人もいます。

このとき、後部硝子体膜についてきた網膜の細胞が自分で見えることがあり、

飛蚊症の原因で多いものの一つです。

網膜からふくろがはがれていくとき、網膜が刺激されてピカピカと光が見えることがあります。

暗いところでも光るのが特徴です。

後部硝子体剥離に伴う生理的飛蚊症と診断された場合、

以下の2つの症状に気をつけましょう。

もし同様の症状が現れた場合は眼科を受診してください。

■見えていた異物の数が急に増えた場合
1~2個程度見えていた異物が、急に10~20個に増えて見えるようになったら、

眼科を受診してください。

2、網膜裂孔(もうまくれっこう)による飛蚊症

飛蚊症の原因として2番目に多いのが、

先述の「後部硝子体剥離」に伴って網膜裂孔(もうまくれっこう)」が起こっている場合。

後部硝子体剥離が起こる時に、網膜の一部と後部硝子体が強く癒着していると、

その部分の網膜が強く引っ張られ網膜に裂け目ができてしまうことがあります。

これが「網膜裂孔」です。

網膜裂孔ができると、そこから眼内の水分が網膜の下にしみこんで行き、

高い確率で網膜はく離を引き起こします。

網膜裂孔ができる時は、

網膜が裂ける時に網膜の一部が粉のようになって眼内に飛び散ったり、

裂け目からの出血が眼内に飛び散ったりするため、

後部硝子体剥離のみの場合の飛蚊症よりも強い症状が出る場合が多いです。

■光が強く見えるようになった場合
ピカピカ光って見える症状が急に強くなった場合も、

「網膜裂孔」が発生した可能性があります。

速やかに眼科受診をお薦めします。

若年性・原因不明の飛蚊症

3番目に多いのが原因不明の飛蚊症。

後部硝子体剥離による生理的飛蚊症は、早い人で30代半ば頃から発症しますが

それよりずっと若い10代、20代といった年齢でも飛蚊症に悩んでいる人がとても多くおられます。

鍼灸と飛蚊症
眼科疾患全般に良いとされるツボを使って

全身の氣のめぐりを良くして

自然治癒力を上げます。

飛蚊症は硝子体の濁りで起こっていますが

濁りは「活性酸素」が原因です。

活性酸素は「酵素」でやっつけるのですが

40代くらい、最近は20代くらいから

その酵素が出にくくなって、飛蚊症が発生しています。

氣の流れを良くすることで

酵素の働きを活性化させ

飛蚊症の原因である硝子体の濁りを取っていきます。

氣・血・水の流れを良くしますので、網膜の血流が良くなることで
硝子体の歪みや汚れが正されます。

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悠々堂 まき鍼灸院