脱ステ脱保湿のアトピー施術をお勧めする10個の理由

1.ステロイド治療が広く行われるようになったにもかかわらず、有病率は増加の一途だから

1975~1995の20年間、
乳児の有病率は変化がなかったにもかかわらず、9~12歳の患者は2倍、18歳時には5倍
に増加したというデータがでています。
この間に変わったことと言えば、ステロイドの普及です。

2.ステロイドは単なる対症療法に過ぎないから

ステロイドは免疫抑制作用による強い抗炎症作用があります。
それは炎症を起こしている部分だけではなく、体内全ての正常な細胞にも働きかけるため、深刻な副作用が生じやすいのです。

3.ステロイドを使っているとだんだん効かなくなる(効果減弱)から

これまでと同じ効き目を維持するために、より強いステロイドが必要になり、最後にはどんな強いステロイドも効かなくなります。
⇒効かないステロイドを使い続けるか、激しいリバウンド覚悟で脱ステロイドするか、どちらかしかありません。

4.ステロイドの副作用は累積されるから

一度使うとリセットされることなく全ての使用が合算されます。
「一度2週間使用して、翌月再び2週間使った」と言った場合、一旦やめたから前の分は身体から抜けてなくなった、のではなく、
累積されて結局4週間使ったことになります。
「自分はたまにしか使わないから安心」という発想にはリスクがあります。

★成人型重症アトピーの正体は「ステロイド依存型皮膚症」
ステロイドを塗らないと普通に機能しない状態、本来のアトピーとは違いもっと難治性

5.ステロイド治療の中止は激しいリバウンド症状が襲うから

中断後1週間前後で赤い火傷の様な腫れあがった皮膚になる
(ステロイドにより収縮していた血管が大きく開いて炎症が起き、高濃度の酸化窒素が焼けるような感覚を引き起こす)
全身至るところが腫れ、皮膚から組織液が浸出する
正常な精神状態を保てなくなる程の激しい痒みが続く
体中ちくちくとした痛みを感じる (血管が治癒する過程の刺激の一つ)
皮膚炎がステロイドを使っていない所まで広がる
自律神経が乱れて体温調整機能が変調をきたし、冷え症になる
疲労、不眠、食欲不振、焦燥感、不安が激しくなる
皮膚が極度に乾燥し、落屑が剥がれ落ちるフレーク現象

以上のように、ステロイドの長期連続使用後の中止には、劇悪化という代償が伴います。

6.脱ステロイド期間はステロイド使用状況に影響されるから

使用期間が長ければ長いほど、リバウンド症状が落ち着くまでに時間がかかります。
その期間はステロイド使用期間の10~30%と言われています。

7.脱ステ期間は著しくQOLが低下するから

場合によっては休養・入院が必要なので,職場や家族などの周囲の理解と協力が不可欠です。

8.軟膏などの保湿剤がアトピーを治りにくくしているから

皮膚が長期使用した保湿剤に依存する状態となり保湿剤が肌本来の保湿機能を妨げています。
「長時間皮膚の水分が奪われないように密閉性の膜をはる」というのは長風呂にずっと浸かっているようなものなので、やがて正常な保湿力が失われていきます。
また、ワセリンなどは無害と思われていますが、石油製品なので人体には有害ですし、プロぺトなども接触性皮膚炎を引き起こす恐れがあります。

9.「乾燥肌に保湿剤」はイメージ先行の机上の空論だから

いくら保湿剤をたっぷりと塗って一時的に”水分量”が増えても肌本来の保湿能力は回復しません。
むしろ、肌本来の保湿力は低下してしまいます。
保湿剤も単なる「対症療法」にすぎません。

10.「保湿剤依存」になっているから

やめられない理由は「保湿依存症」になっているから⇒「塗らなくても大丈夫」と確信できるようになるまで「考え方のくせ」を正していくことが大切です

★良かれと思ってステロイドや保湿などに頼っていると、それが原因でアトピーが酷くなっている、ということも考えられます。

参考:「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」

当院に来られる患者さんは、

今までステロイドを使っていたが、あまり効果を感じなくなってきた
むしろひどくなる一方だ、ステロイドをあまり使いたくない

という方がほとんどなので、上記の事はご存知の方が多いと思います。

悠々堂 まき鍼灸院